活動実績

日本大学2023年度卒業 奨学生

私は大学3年生の春から2年間、一般社団法人PIFからご支援をいただきました。
私には、「声優になって、自分が出演する作品で、人々が学問に興味をもつきっかけを作りたい」という夢があります。
そのためにはまず、「声優になる」という高い壁があります。厳しい道のりではありますが、日々発声・滑舌の練習や台本に取り組んでいます。

私は大学2年生の頃、たくさんのアニメをみていました。
作品をみていると、自分が知らない言葉や考え方が登場し、それに興味が湧き、調べることで自分の知識の幅が広がっていくのを感じました。
調べた内容が、大学の授業に出てきて、その学問への関心が深まることもありました。
このような経験をしたことで、アニメが人々の知識の入り口になると感じ、アニメに携わる仕事がしたいと思うようになりました。

また、声を活かした仕事がしたいと思ったきっかけは、「いい声だから、声優やアナウンサーを目指したら?」と言われたことでした。
「自分に人に褒めてもらえる特徴があるのなら、それを活かしたい」と考え、声優の勉強をしたいという考えに至りました。

声優の勉強をするには、養成所に通う必要があります。
しかし、それに必要な費用はとても大きなものでした。
そこで奨学金を探し、一般社団法人PIFの奨学金をみつけました。
この奨学金に応募する決め手となったのが、夢を学問だけに縛らず、どんな夢でも応援して下さる姿勢でした。
奨学金は、学問を志す学生に向けたものが多く、芸事に関するものを応援するというものは多くありません。
だから、私と同じように「学問ではないけれど、自分がやりたいことはきっと社会の役に立つ」と感じている人がいたら、是非挑戦してほしいと思います。

私はこの奨学金のおかげで、共に声優や俳優を目指す仲間に出会いました。
一般社団法人PIFにいただいた奨学金でできた自分の経験を、これから奨学生を目指す皆さんにお話しすることで、はじめの親切のバトンとさせていただきます。

私もどこかで頑張っていますので、皆さんも夢の実現に向けて頑張ってください。

日本大学2023年度卒業 T.W

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